埼玉県狭山市の自動車整備工場、FTECコーポレーションが、主に特殊整備にカテゴライズされる業務内容を紹介するブログです。

タウンカーの点火系統整備

リンカーン タウンカー(第3世代)です。
エンジン不調とチェックエンジンランプ点灯で入庫しました。

DTC点検とライブデータでミスファイアを確認。
V8エンジンがV7、V6.5になっていました。
この年代のフォード系ダイレクトイグニッションは、故障頻発です。

車載のダイアグノーシスシステムは、シリンダー毎の点火状況をモニタリングしています。症状の再発を避けるために、プラグとコイルは全数セットで交換します。


意外に思われるかもしれませんが、リンカーンはキャデラックとルーツが同じ。
伝統的なFRレイアウトを頑なに守り、鷹揚なエンジンが必要十分な力で右足の要求に応じ、運転しているとおおらかな気持ちになれるクルマです。

チェックエンジンランプが点灯したら、原因だけでも早めにつきとめておきたいですね。
FTECでは自分で修理するオーナーのために、診断のみの受付もしています。