スズキのF型エンジンは、1978年から20年にわたって同社の主力車種に搭載され、その信頼性でスズキブランドの価値を高めた功労者的なユニットです。
今回のエンジンは、「直列3気筒DOHC ターボチャージャー付き」という構成で、F型エンジンシリーズの集大成ともいえる、最後期のユニットです。
現在の走行距離は、17万キロ超。 |
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軽のエンジン回転数は、普通車の2~2.5倍くらいでしょうか?
クーラントやオイルの管理が良かったからここまで走れた、ともいえますね。
新車当時から見ているクルマなので、エンジン交換歴がないことは確実。
また、10年ほど前にヘッドオーバーホールとピストンリング交換をしています。
平成7年当時の資料 |
記録と記憶を紐解いて、新たな仕様を決めていきます。
昔はタービン交換すると公認が大変でしたが、今では適法になりました。
今月末までは車体全体の現状把握に時間を割き、来月初旬から分解します。
はたして、今回はどんな表情を見せてくれるのでしょうか。
分解するのが楽しみです。