埼玉県狭山市の自動車整備工場、FTECコーポレーションが、主に特殊整備にカテゴライズされる業務内容を紹介するブログです。

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C1500のエアコン修理・3/3

シボレー C1500 エクステンドキャブ(1991年式)です。

元々は、エアコンの修理で入庫しました。


新品ダッシュボードを取り寄せました

前の記事で、クーラーガスの経路にあたるすべての構成部品を交換する工程を解説しました。エンジンルーム側とキャビン側で、2回に分けて記事にしています。

この記事では、「配線」と「ダッシュボード」の修理作業を解説します。

「エアコンの修理と何の関係が…」

と思った人もいるでしょう。

写真だけでも、眺めてみてください。
配線もダッシュボードも、「今やらなければ」ときっと思えるはずです。

C1500のエアコン修理・2/3

シボレー C1500(1991年式)です。

エアコンの修理で入庫しました。

冷房の機能は完全に失われており、クーラーのシステム全体を入れ替える方針で承りました。

「クーラーのシステム全体を入れ替える」とは、「クーラーガスが流れる経路の全てを新品に替える」という意味です。35年前のクルマにこの選択肢が存在しているという事実は、アメリカの消費者が自動車市場に大きな影響力をもっていることを表しています。



前の記事では、エンジンルーム側の作業を解説しました。
この記事では、キャビン側の作業の「一部」を解説します。

セルボのブレーキ整備・2/2

スズキ セルボ SS40C(昭和60年式)。
前回の記事に続き、ブレーキング時の車体振動(ジャダー)を修理します。


現車のブレーキは4輪ドラム式で、同型のSS40(アルト、フロンテ、マイティボーイ)と共通です。ブレーキの修理過程で判明した、タイロッドの整備についても記述します。

ダッジ ダコタのシャシーリフレッシュ 2/3

ダッジ ダコタ レギュラーキャブ ピックアップ。
前の記事に続いて、フロントサスペンションまわりを修理します。


前の記事で、ダブルウイッシュボーン式サスペンションのアッパーアーム再生作業を紹介しました。10万マイルも乗りっぱなしであれば、それ以外の箇所も損耗していて当然です。徹頭徹尾純正部品を再生して新車を目指すレストアなら、ロアアームもアッパーアーム同様に修理するのが定石です。

しかし今回の主旨は、オーナーが長年かけて到達したスタイルから最高の性能を引き出すこと。そこで、車高を下げた状態におけるサスペンションの総合性能を底上げするために思い切った方法を採りました。

300Cに24インチホイールを装着

クライスラー300C(LX57)2006年式です。
ドレスアップのためにホイールを交換しました。


選択したホイールは、ジオバンナの24インチ。
乗用車用としては現在入手できる限界の、扁平率25%のタイヤを装着します。

リンカーン Mk.V のシャシー整備 2/5

リンカーン コンチネンタル マーク5のシャシー整備。
前回の記事で策定した整備メニューに合わせ、交換が確定した部品を取り寄せます。

1979年(昭和54年)式のクルマの部品というと、国産車ならメーカー問わず絶望的な補給状況ですが、アメ車の場合は潤沢な優良社外品から好みに合わせて選択することさえ可能です。


アメリカ本国からFTECに部品を送り出してくれるエージェントの手腕は素晴らしく、部品の構造と機能を理解したうえでパッキングしてくれるため、無駄な詰め物(緩衝材)をほとんど使わずに安全確実な輸入を実現してくれます。

ダコタ コンバーチブルのエアコン修理

ダッジ ダコタ スポーツ コンバーチブル(1990年式)です。
クーラー修理で入庫しました。


バイク乗りのオーナーいわく、雨天時以外はオープンで走っているとのこと。
しかし、さすがに真夏の炎天下でエアコンなしでは、運転に支障が出そうです。

競技用のオートバイを積載でき、4WDで屋根が開くトラックなんて滅多にありません。
乗り換える気など更々ないオーナーのために、快適なエアコンを復活させます。

フォードブロンコのバックドア修理

フォード ブロンコ XLT レンジャー(第2世代、1979年式)です。
テールゲートの修理で入庫しました。



ブロンコのテールゲート(= バックドア)は、ガラスを格納しないと開かない仕組み。

キーシリンダーでパワーウインドウを操作し、左右ドアと同じようにガラスをドア内に下げ、完全に格納できてはじめて開閉できるように設計されています。

現車は、モーター音はすれどガラスが動かず、ゆえにドアの開閉ができない状態。
早速分解して、ドア内で何が起きたのか診てみましょう。


リンカーン マークⅤのエンジン修理 その4

リンカーン マーク5 (1979年式)のエンジン組立。
今回の記事は、ボルトナットを含む交換部品が主役です。


前回までの記事で、ボルトを再生する様子をお伝えしました。
綺麗なボルトが適正な軸力を発揮するためには、雌ネジも整っていなければなりません。
という訳で、地味なタップかけ作業を延々と続けます。

・・・もう飽きちゃいました?

だとしたら、もったいないですね。
どんなことでも、本当の面白さは「うんざりさせられた、その先に」あるのに!

ホワイトレタータイヤの装着

BFグッドリッチ ラジアルTA ホワイトレタータイヤです。
日産セドリック(Y31)に装着するために、海外から取り寄せました。

日産 Y31 + BF Goodrich + RS Watanabe

60年代の流行を意識した80年代のカスタム、それを今再現させる感じです。
選んだホイールは、RSワタナベのエイトスポーク。

RSワタナベにロクマルのレタータイヤといえば、旧車改造の王道のひとつと目される組み合わせです。でも実はこれ、タイヤもホイールも滅多にないシロモノなのです。

リンカーンのロアアームブッシュ交換

リンカーン ナビゲーター アルティメイト (2003-2006) です。
前サスペンションの修理で入庫しました。


前回の点検時に、ロアアームの内側に大きなガタがあることが判明。

総重量2.7トンの巨体のせいかステアリングには明確な異常が伝わってきません。しかし、足回りのガタつきはタイヤを偏摩耗させ直進安定性を損なう原因になるので、確実な整備が不可欠です。

今回は、費用が安く効果が大きい対策方法をご紹介いたします。

ダッジのブレーキ修理

ダッジバン(1987年式)のブレーキ修理です。
ブレーキペダルの感触に異変を感じるとのことで入庫しました。

この写真の意味は記事の最後で解説します

その場でリザーブタンクを確認すると、ブレーキオイルがありません。
注ぎ足してもひと月ほどでこの状態になってしまうとのこと。

BOSCHユニバーサルO2センサーの取付

ボッシュ製の汎用O2センサーです。
フォード純正O2センサーの代替品として交換しました。


スキャンツールによる初期診断で検出されたDTCは、

・ P0300 Random multiple misfire detected
・ P2195 Lack of HO2S bank 1 sensor 1 switch indicates lean
・ P2197 Lack of HO2S bank 2 sensor 1 switch indicates lean

以上の3件。

リンカーン ナビゲーターのホイール交換

リンカーン ナビゲーター 2004年モデルです。
タイヤ&ホイール交換で入庫しました。
目的は、ドレスアップです。


「ノーマルではリヤのトレッドがせまく見えるので、前後のバランスを調えたい」
というオーナーの要望をうけ、前後で異なる仕様のホイールを選択することに。

旧車のエアコン修理

マーキュリークーガー(1977年式、第4世代)のエアコン整備です。
効かなくなったクーラーをアップデートするために入庫しました。
冷媒(クーラーガス)は、R12からR134aに変更します。


装着されているコンプレッサーは1960~70年代のスタンダード、ヨーク製。
アメ車に限らず、日米欧の幅広い車種に採用されていた名品です。

ヨークのコンプレッサーはオーバーホール可能ですが、クーラーガスとコンプレッサーオイルを新ガス(R134a)用に変更すると保証がつきません。ここに紹介するメニューの方が費用面で有利なので、FTECではコンプレッサー交換を含むアップデートを推奨しています。

ダッジのABS修理

ダッジのCAB (Controller Antilock Brakes)です。
これは、ABSチェックランプ点灯で入庫したデュランゴ(2000年)用の部品。
ダコタ、ラム、Bバンなどの他、GMCやシェビー、いすゞ等にも広く採用されている、Kelsey-Hayes 製のABSシステムです。


このモジュールに関わる入力信号は、

・ ホイールスピードセンサー
・ ストップランプスイッチ
・ ブレーキ警告ランプスイッチ
・ リセットスイッチ
・ 4WDスイッチ

の5種類。
これらの情報から走行条件を割り出して、

・ ブレーキバルブ
・ ABS警告ランプ
・ ブレーキ警告ランプ

の3つを的確に作動させるための信号を出力します。
すべての機能は、イグニッションキーがオンになる度に、セルフダイアグノーシスによって健全性をチェックされます。さて、どこに問題が潜んでいるのでしょう。

本国オーダーのパーツが到着

フォードのフュエルインジェクターです。
国内在庫がなかったので、本国から取り寄せました。

さっそく検品してみると、

ん?なんか違うような気が・・・


ミッキートンプソンのホイール入荷

ミッキートンプソン クラシック2 が届きました。
オーセンティックなデザインで、サイズラインナップが豊富なところが魅力です。
為替の円高傾向は、マニアックな選択をするオーナーには大チャンス。

伝統的なデザインなので陳腐化しません。

15~16インチで12Jとか、オフセット マイナス73 とか・・・
日本製ではありえないサイズも、平然とカタログに載っています。

JWL-T に適合。車検の時も心配なし。

最初にホイールありき、でプロジェクトを起ち上げるひとにもお勧めです。

ムスタングGTに4ポッドキャリパーを装着

フォード ムスタングGT (1964-66年式)のフロントブレーキです。
SSBC(Stainless Steel Brakes Corporation) 製のコンバージョンキットA120-2を使用。
15インチのトルクスラストが履ける範囲内で、アップデートを承りました。

純正のスピンドルを継続利用する部品構成です。変更する主な部品は、

・ キャリパーサポート
・ ディスクローター
・ ハブベアリング
・ ディスクキャリパー
・ ブレーキホース
・ マスターバッグ
・ マスターシリンダー
・ プロポーショニングバルブ

など。


尚、SSBCの1966年式のムスタング用キットは、フロント用だけでも現在12種類がラインナップされており、中にはSCCAのクラシックトランザムシリーズなどに用いられる、

「17インチ以上のホイールを要する13インチディスクローター仕様」

などという気合の入ったキットもあります。
もっとも、こんなゴツイ物を使いこなすには車体全体の見直しが必須でしょうが・・・

ここに紹介するA120-2も、一部ブレーキパイプを引き直す作業が発生します。
また、ドラムブレーキをディスク化する場合は、構造変更の登録申請が必要です。

キャデラックのオートクロージャー修理

キャデラック セビル(STS)の、トランクフード用オートクロージャーです。
トランクをふわりと閉じると、ロック位置までモーターで引き込む、お馴染みの仕掛け。

作動信号はBCM(=ボディーコントロールモジュール)が制御しています。


ウォームギヤでキャッチを引き込む仕組みですが、樹脂部品の方が良く壊れます。
この部品も、アッセンブリーでしか供給がありません。


個人的に、樹脂製の部品にグリスを塗りこめて潤滑するという設計は、化学的な裏付けがあったとしても生理的な抵抗感を否めません。メーカーであるGMには、ぜひ耐久性をもって、私の考えの方が間違っていると証明していただきたいものですね。