埼玉県狭山市の自動車整備工場、FTECコーポレーションが、主に特殊整備にカテゴライズされる業務内容を紹介するブログです。

SC430のAFS修理

レクサス SC430(UZZ40型)平成19(2007)年式です。
AFS(Adaptive Front lighting System)を修理します。


走行中に「AFS OFF」警告灯が点灯する症状があります。インストルメントパネルに橙色の「AFS OFF」表示があるとき、AFSは機能を停止しています。オーナーから提供された情報では、1時間ほど走行すると点灯状態となり、エンジンを一旦止めると消灯状態に戻るが、その後の走行では数分から数十分で再び点灯状態になる、とのこと。


AFS(アダプティブ フロントライティング システム)とは、ヘッドライトの照射軸を車速と転舵に合わせて偏向させることで、夜間の前方視界を改善するシステムの呼称です。2000年(平成12年)頃、エウレカの資金調達によって設計開発が進められ、基本仕様が決定しました。その後2003年(平成15年)には、このAFSを搭載したモデルが発売されています。

SC430のシャシー補強

レクサス SC430(UZZ40型)平成19(2007)年式です。
走行距離は 62,000㎞。ボディ補強を含む一般整備で入庫しました。


ボディ補強の内容は、TOM'S Z382 ソアラ用 補強ブレース一式の移植です。

ST162のマフラー修理

トヨタ カリーナED(ST162型)です。

経年劣化で使用不能となった純正マフラーを、ステンレス鋼で製作します。


トヨタ純正の新品マフラーが入手できれば、それに越したことはありません。しかしデビューから40年が経過する今となっては、当然の如く欠品製廃です。

純正部品の性能を、より長く持続させる
そういうコンセプトで、マフラーを製作します。

BMWのオイル漏れ修理

BMW 640i(F13型、2011-19)です。
現車は、オイル漏れの修理で初入庫しました。

エンジンは、ガソリン直噴3リッター直列6気筒ツインスクロールターボ付きの、N55B30A型。


漏れたオイルが排気系統の熱で焼かれ、油煙が上がる症状があります。

シトロエンの配線修理・2/2

シトロエンC4 の警告音が止まらない症状を修理します。


□ DTCの確認
□ 症状の分析
□ 配線図確認

を実施し、原因を「ドアが開いていると誤認していること」と判断しました。


ドアラッチを操作しても反応が無いため、ラッチ&アクチュエータを分解調整して「ドアの状態を表す信号を確実に車体側に発信できるように」修理しました。しかし、症状に変化はありません

シトロエンの配線修理・1/2

シトロエンC4ピカソII(B785G01型、2013-19)です。

警告が鳴動して運転できない、との症状で入庫しました。

走り出そうとすると「停車せよ」と光と音で警告します。

CITROEN C4 PICASSO 2

現車は2016年式で、走行距離は25,000㎞。

1.6リッターガソリン直噴ターボエンジンEP6-CDT(5G01)とアイシン製6速オートマチックトランスミッションEAT6を組合わせたパワーユニットを、グループPSA(現 ステランティスN.V.)の共通プラットフォームEMP2-V1に搭載しています。

症状は、下の動画の通り。

P → D シフトで第一段階の警告
駐車ブレーキ解除で第二段階の警告

が発報されます。


この警告はかなりけたたましく、とても運転する気にはなれません

ボルボのエアコン修理

ボルボ V70 SB5244W型(1999-2007)です。

2.4リッター直列5気筒4バルブDOHCのモジュラーエンジン、B5244Sを搭載しています。

エアコンの修理で入庫しました。


暑い日に走り続けていると冷風が出なくなる、という症状です。

症状が似ていても原因は個々に違うのが常ですが、構造は同じです。
先入観に囚われず正当な故障診断をするために、復習はしておきましょう。

セリカのオイル漏れ修理

トヨタ セリカ T200系 SS-III(1997-99)です。

エンジンはVVT-i 付 BEAMS 3S-GE、NA200馬力仕様。
エンジン下周りの「水漏れ」「油漏れ」を修理します。


同時に行った「ドライブシャフトブーツからのグリス漏れ」修理は、前の投稿をご参照ください。